とっておきの音楽祭in名古屋 2023

三輪ゼミでは、とっておきの音楽祭実行委員会との産学福連携協定を2023年8月に締結し、とっておきの音楽祭の広報活動をお手伝いしています。

〈協力企業様突撃レポート〉東京海上ビジネスサポート株式会社様

 「できないを可能性に変えたい。できることを増やしていきたい。」
約2時間の訪問で何度この言葉が繰り返されただろうか。最初は名古屋支社長の渡辺さんによる会社紹介の中で、次はジョブサポーターの門田さんと恒川さんの言葉の中で。障害を抱えながら働く小林さん、辻さん、山崎さん、長縄さんも、「今度はこういうことができるようになりたい。」「ここをもっと改善したい。」とキラキラとした目で“先”について語ってくれた。
 今回訪問したのは、東京海上ビジネスサポート株式会社。損害保険業界初の特例子会社として2010年に設立された。現在は、東京・大阪・名古屋・九州に支社を持ち、224名の障害者が雇用されている。ここでは、社員は皆サポーターと呼ばれ、障害を持つ社員は“挑戦”の意味を込めて、チャレンジサポーターと呼ばれている。会社見学・面談・実習・トライアルと段階を重ね、チャレンジサポーターにとって仕事が合うかどうかをじっくり判断していく。その後、6名のチャレンジサポーターと1名のジョブサポーターが1チームとなり、日々の声掛けや細かな業務分担、進捗の見える化、定期的かつ密な面談等の工夫によって全員で仕事を回していく。
 チャレンジサポーターを支援しながらチームをまとめるジョブサポーターの門田さん、恒川さん、木村さんにコミュニケーションで大切にしていることを尋ねた。第一に、チャレンジサポーターの得意と苦手を把握すること。そして、障害があるから苦手から逃げるのではなく、一緒にやってみようと誘い、一緒に考え、苦手意識を変えていく。他者の視点から本人のできる・できないを伝え、少しずつできることを増やしていく。
 そんな環境だからこそ、チャレンジサポーターは自分の得意と苦手を理解し、次を考えることができる。今後、得意をどのように仕事に生かすか、苦手をどのように改善するか。今日出会ったチャレンジサポーターは生き生きとこれらに目を向けていた。
 「支援される立場から支援する組織へ」この経営理念の下、皆が同じ目標を目指している。だから、冒頭の言葉が様々な立場のサポーターから聞こえてくるのであろう。人の可能性を信じ、挑戦を続けていく会社。それが東京海上ビジネスサポート株式会社である。

(文責・三輪ゼミS.T.)

会社入り口取材の模様